Gumairu’s blog

基本的にはアニメ。

2023冬アニメ 俺的TOP20

こんにちは~

今回は2023冬アニメ総まとめとしてランキング形式で20位から順に感想を語っていこうと思います。

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ちなみに、このランキングというのは一話ごとに評価(点数的なもの)をつけていてそれを最終的に計算して表したものとなっています。

なんとなくで比べるとどうしても好きなアニメほど上にいきがちになるのと、しっかり一話一話で判断した方が自分的にも納得いく順位になると思っているのでこのような形をとっています。

なので、全話通して全体的に面白かった作品が上になるようになっていると思います(多分)

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ちなみに、現時点(4/2)で6話までしか放送していない魔王学院と5話までしか放送していないあやかしトライアングルはランキングから省いております。

それでは20位から行きましょう! 

 

 

 

俺的TOP20

20位 スパイ教室

まあ、単純にスパイ物としてもキャラクター物として見てもどっちつかずで微妙だったかなと思います。

変に時系列をイジって原作から変えちゃったのも上手くハマってなかったように思います。

こちら側が多数のキャラクターに馴染めていないまま、3話ぐらいでそこそこの任務成功まで突っ走ってしまったのがまず良くなかったような気がしますね。

こういうラノベ系だと他に酷いのはいっぱいあったかもしれませんが、僕は異世界系なんかはほとんど切っちゃうタイプなのでこの順位に落ち付いちゃいまいしたね。

原作がそこそこ人気だったのでアニメも最後まで見てみましたが、おとなしく原作に手を伸ばすべきだったかもしれません。

 

 

19位 アルスの巨獣

簡潔に言うと謎要素が全体的に説明不足で何を見せたかったのか分からず、挙句の果てには無理矢理「完」の文字で終わらす投げやりENDだったことがこの順位になった原因ですね。

最初の1,2話はまあオリジナルらしい壮大そうな世界観の中、主要3人キャラクターで回すドタバタ劇はそこそこ楽しめてはいたんですが、要所要所に感じる不安感がそのまま拡大化していって悪いところだけ残った感じですね。

途中まではロードームービー的に物語を展開していくんですが、またそれが絶妙につまらなく、モブキャラがどんどん増えていくのみであり、所々に感じる幻想的でファンタジーな要素と巨獣の要素がイマイチ展開と合わさっていなくて面白みが出ていなかったように思います。

作画も話によって崩れ気味で安定感がなかったですし、終始行き当たりばったりで目的が見えなかったサクガンと制作陣の見せたい要素と見せるべき要素が一致しなかった結果謎を残して終えた海賊王女、この2つのオリジナルアニメの悪いとこだけを集めて完成したみたいな作品でした。

本来2クールだったものを、色々な都合上無理やり1クール目でぶった切って終わらせることになったのかなとかも考えちゃいますね。

そういう意味では星合の空も思い出しますね。

 

 

18位 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2

正直1期のメイプルがサイヤ人化して無双してる辺りからつまんね~って思いながら見ちゃってた人間なのでこの位置になっちゃいました。

サリーやその仲間たちとワイワイ話してたりRPG感を摂取できる冒険的パートは割と楽しく見れるんですけど、バトルになった瞬間に極端に冷めちゃうんすよね。

怪獣化して暴れちゃうノリとか、この作品のギャグセンスが端から絶望的に合ってないと思うので、結構見てて一番苦痛なタイプの作品だったかもしれないです。

延期してただけあって、全CG化して大分と作画的にも苦しさを感じる回もあったのもマイナスです。

好きな人はいるのは分かるんですけど、僕は相変わらず無理でした。

後2話ぐらい残ってるんで一応最後まで見ますけどね。

 

 

17位 大雪海のカイナ

1、2話の世界観を見て面白くなりそうだな~って思ってた頃がピークでしたかね。

序盤のジブリやアビス感を感じる壮大そうな世界観は凄く面白そうでしたし、こういうタイプは地道に地味に進めても待てるタイプの作品なので、待ちつつもそろそろ面白くなってくれよ~なんて思いながら見てたら最終話になってて続きは映画へGOオチでした。

まあ、単純に寄り道しすぎたというか、世界観を活かせてない話を展開しすぎましたね。

リリハ攫われてからの逃走劇的な展開も作風と合ってなくて絶妙に面白味がなかったですし、巨神兵出てきてなんか盛り上がりそうかな~と思っていたらそこからまたノロノロしだして、最終的にはジェノスの焼却砲みたいなのを主人公が出して提督もノロマ感丸出しで倒れていきました。

天膜と大雪海をつなぐ一本の軌道樹、文字が失われた世界、そこで暮らす人々、一見良さそうなんですけど、結局面白そうな要素を詰め込んだだけでそれが共存してる理由も謎が深いまま終わってしまったので、本当に見たかった冒険譚は劇場送りか~と残念な気持ちです。

都合のいい展開も多すぎましたし、やるべきこととやりたいことが噛み合ってなくて喧嘩してたような気がします。

 

 

16位 とんでもスキルで異世界放浪メシ

緩く見れて嫌いではなかったんですが、全体的に薄味で特別面白いって訳でもなかったのでまあこの変です。

料理アニメとしても見ても異世界系やストーリー的に見てもどっちつかずな感じで、のほほんと楽しむみたいな作品でした。

MAPPA初の異世界系ってことで期待しすぎた部分もあったというか、もっと食の知識的なものも学びつつ異世界食堂みたいにその話その話のキャラクターのストーリーとうまく絡み合わせるテイストだと思っていたので、そう思いながら見てみると肩透かしではありましたね。

飯食ってる犬の反応なんかより人の反応をもっと見たかったですかね。

見ても見なくても良かった枠です。

 

 

15位 転生王女と天才令嬢の魔法革命

1話の導入とかは分かりやすくて二人の物語としてのスタートは割と良かったんですけどね。

百合みがある魔法革命がスタートするのかなって思いきや、あんまり興味ないアニスの弟周りの話や王位継承の話が展開されていって、大事な要素とはいえちょっと求めてない方向に寄り道していった感じはあります。

バトル描写だったり所々の二人の関係性の描きは丁寧だったとは思いますし、最終話は良くも悪くも視聴者が求めてる感じにそれっぽくまとめてましたね。

まあ、転生系の中ではマシな方なんじゃないかとは思います。

 

 

14位 HIGH CARD

序盤数話のB級臭い能力バトルは結構派手ながらライブ感ある楽しみ方もできて良かったんですけど、いろんな勢力出てきてからは中途半端にストーリー仕立てにしようとしてつまらないバトルを見せられちゃった気がしますね。

最後の方はなんだかんだ主人公の心情変化をそこそこ上手く描きながらSEASON2への繋ぎとして一区切りは付けれていたとは思います。

序盤と終盤のような派手なバトルを見たかったというか、小競り合いが少々多すぎたかなとは思いました。

多分2期は見るんじゃないですかね。

 

 

13位 うる星やつら

まあ、特に語ることはないんですけどね。

大当たり回ってのは特になく、そこそこの当たり回とそこそこのハズレ回が満遍なくって感じです。

昔ながらの荒さと古臭さはありながらも、現代テイストに上手く作れていた方ではあるんじゃないですかね。

続きはいつやるんでしょうね。

 

 

12位 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 深章 厄災篇

物語のヒロイン的な役割のキャラクターを一人置いといて、その子と主人公との関係性を描きながら敵倒してくっていうここ最近のダンまちのお決まり的な話でした。

グロ演出とかは凄く頑張ってますし、地道に丁寧に進めて最後はそれなりに綺麗に終わらせてはいるんですけど、いつものことながらどうしても中盤が退屈気味で最終的な着地点もパターン化して読めてきちゃってる部分はあります。

シリアスやグロ濃いめというよりは、最初の頃の一人一人にスポットを当てながらファミリア間の絡みの楽しさも感じながらダンジョン攻略していく感じが個人的に好みではあったので、相対的に比べると下げやすくはなってますね。

引っ張った割に最後の戦いはあっさりだな~とか思いつつも、前クールよりは面白かったような気がします。

 

 

11位 不滅のあなたへ

能力や話自体のスケールも大きくなっていきながらも、不死として生き続ける理由やボンという人間の描きとしては、切なさと希望を感じる終わり方でそこそこ良かったんじゃないかなとは思います。

ぶっ飛んだ要素とキャラクターの人間性の描きがいい塩梅で割と不滅の中でも合わさっていた方なんじゃないですかね。

まあ、あえてセオリーから外してくる描きをしてくるのが魅力でもあるんですけど引っかかる作品でもありますよね。

ダンまち同様に少し中盤は退屈に感じる部分はあるんですけど、上手くはまとめてくれたと思います。

 

 

10位 TRIGUN STAMPEDE

元のTRIGUNとは別物として見た方がいいというか、求めすぎると肩透かしな作品ではありましたよね。

せっかくアクションが活きるCGアニメなのに全体的に湿っぽい感じはちょっと噛み合ってないようにずっと感じてはいましたが、最終話のヴァッシュのゴリゴリのアクションを見て、多分こういうの求めてたんだろうなとは思いました。

映像面で高くつけすぎたのかななんて思ってましたが、改めて映像面だけ見てみると街並みというか世界の描写は凄い迫力あって魅力的なのは確かです。

とはいえ、ヴァッシュの葛藤の描きも大事な作品だとは思っていますし、とりあえず完結編を気長に待ちたいと思います。

 

 

9位 虚構推理 SEASON2

1期はちょっと鋼人七瀬編が長すぎてダレてた感はあったんですけど、2期は短編区切りになってて割と見やすく色んなパターンのお話が見られたような気がします。

特に、主役二人以外の妖怪と人間の関係性に独自の虚構節を混ぜた雪女編は、小説ならではの脚本の強さを感じるような台詞回しと雰囲気が作品観に非常にマッチしていて良い出来になっていたと思います。

後半のホテル回のお話に関しては、ようやく1話丸々使って丸く収まったと思ったらまた新たな推理を話し始めたりと、映像だとちょっと退屈さは感じちゃった部分はありまたかね。

まあ、それがこの作品のらしいところでもあるんですけどね。

後、事件の真相とかには期待し過ぎずにこの作品独自の空気感や会話を楽しむもんだと思ってるので、そこに期待しすぎるのもよくないです。

ありきたりな推理物にはなってないし、たまに挟んでくる日常的な話も地味に好きだったりするので、割と楽しんではいる作品です。

 

 

8位 イジらないで、長瀞さん 2nd Attack

1期から普通に好きな作品だったんですけど、2期も変わらずのクオリティで普通に楽しめました。

良くも悪くも同じようなテイスト、コメディ調で進んでいく緩く楽しむ作品なので特に言うことないですね。

1期よりも長瀞さんの照れるシーンが増えたのは、新鮮で良かったです。

 

 

7位 Buddy Daddies

個人的にはもっと上なのかなと思ってたんですけど、計算してみたら意外と渋めでした。

1話、2話あたりのドタバタコメディ&ドタバタバトルみたいなことしてるときはツッコミどころが浮き彫りになってて、ミリのただただムカつくガキ感が否めなくて何とも言えない感じで微妙だったんですけど、3話ぐらいからの子育て路線に力入れてからは、育て方やミリと主人公達との関係性の深め方が丁寧でしたし先生やママ友を絡めたギャグが絶妙で笑えて面白かったです。

基本的にホッコリオチにしがちではあったんですけど、無理に感動させに来てる臭さはなくて良かったです。

特に10話の母親がミリを引き取りに来ようとする回は、話数分積み重ねてきただけの切なさがあり、理屈と感情で揺れ動く人間の様の見せ方が上手くて良い回でした。

普通だったら母親を過剰に悪く見せようとしたり、主人公サイドが無理矢理引き取ったりと、正義と悪を明確に分ける映し方をしそうなところをそうしなかったのが良かったです。

ただ、褒めてる割になぜこの順位になったのかと言うと、序盤が響いたってのもあるんですが、オチがちょっと完全には納得できなかったというか、表向きはハッピーエンドのモヤモヤが残る終わり方だったことでしょうかね。

母親の退場の仕方も展開上都合よく片付けられた感はあり、二人が引き取る決断をする葛藤も少々描写不足には感じましたし、結局ミリが主人公達が殺し屋で実の父親を殺したことはどういう風に受け入れたのか、そもそも知っているのか、母親も同じく急死したことをどう受け止めているのか、成長して自我が芽生えていく上で主人公二人についていく選択しかないことをどう受け止めたのかなど、一応メインテーマでもあった殺し屋に関わるほとんどのことに関しては無視した形で終えたことが少し逃げた感じが合って好きではなかったです。

逆に言えば、そこを描けていればTOP3は堅かったんじゃないかなってぐらい地盤固めは出来ていたし描き切って欲しいなって思っていたので惜しかったですね。

ただの殺し屋の二人が一人の少女と出会うことによって人として変わっていく物語として見れば上出来だったとは思います。

 

 

6位 ヴィンランド・サガ SEASON2

今期の中だったらポテンシャル的にも確実にTOP3は堅い作品だったとは思うんですけど、ちょっとここら辺に落ち付いちゃいましたね。

結構戦闘描写も多く殺伐とした雰囲気もあった1期に対し、2期は一風変わってほぼほぼトルフィンとエイナルの二人の地味な奴隷生活が坦々と送られていく感じだったので、分かりやすい溜め回決め回がなく少し評価としては難しかったですね。

奴隷生活と人間の心情描写の細かさのみで見せてくる地道さと丁寧さは良いんですが、あまりにも丁寧すぎた感はあるとは思います。

中盤辺りまではトルフィンが悪夢に苦しむシーンがほぼ毎話あったりして、なんなら夢でほとんど終わらせた回なんかもあったりしたぐらいですからね。

揺れ動く感情の描きは重要ではあるとは思うんですが、あまりにも長すぎたというか、夢発端で葛藤するってのもちょっと腑に落ちない感じはあったかもしれません。

まあ、実際あんな状況に置かれたら悪夢だらけでその現実との狭間とで気狂いそうになるっちゃなるのかもしれないですけどね。

これに関しては2クールでまだまだこれからですし、こんだけゆっくりやってくれても待てる作品ではあるので充分です。

MAPPAもWITの1期に比べても全然劣らないクオリティでやってくれていたと思います。

進撃といい、MAPPAはよくWITの跡継ぎをやってくれますね。ありがたいです。

 

 

5位 お兄ちゃんはおしまい!

ニートのお兄ちゃんをどうにかするために天才の妹が体を女の子になっちゃう薬を飲ませて性転換させちゃうみたいな、設定自体が分かりやすくて強い作品でした。

序盤の男と女の身体のしくみの違いにまひろが戸惑い苦労を知り、そこに妹中心に色んな女子が絡んでくる展開とかはちゃんと設定も活きててしっかり面白かったんですけど、中盤ぐらいからは性転換設定が死んでるとまでは言いませんが、学校通い始めてからはハッキリ言って普通の女の子同士の日常アニメでした。

とはいえ、作画自体は無職のスタジオが作ってるだけあってアホほど動かしてくれるので全然見応えはありましたし、そもそも僕が日常アニメ自体好きなのでそういう要素を除外視して見ればめちゃくちゃ楽しめました。

最終話はホッコリする展開もありながら性転換要素も絡めて綺麗に終わらせていて良かったと思います。

兄妹愛アニメとして見ても良き作品でしたね。

 

 

4位 REVENGER

実はおにまい、ヴィンサガ、REVENGERは同じ点数なんですけど、その中でも1クールのオリジナルアニメでストーリーを区切りよく締めたREVENGERを1番上にしましたね(ヴィンランド・サガはまだ1クール時点なんで1番下に)

1話の時代劇的な雰囲気の中にテーマと主人公の人物像をハッキリと魅せた虚淵節も感じる滑り出しは中々良かったですし、最終話の切なさもありながらも余韻に浸れるビターエンド味ある締めも好みでした。

個人的には中盤がずっと利便事屋としての話なのかアヘンを巡る争いなのかがどっちつかずに感じていたのがちょっと評価しづらい点であり、難解で地味めな展開続きだったのがTOP3には入り込めなかった理由なのかなとは思います。

ですが、終わってみれば時代背景の描写や最終話に向けての話を地道に固めていたと思えば納得なのかなとは思いますし、その丁寧な時代背景の描きの中にあるコミカルなバトルも最初はあまりハマってなかったのが話数を重ねるごとにアニメ的な楽しみ方ができて面白かったです。

もう少し利便事屋たちのキャラクターとしての掘り下げも見てみたかったな~なんて思ってますが、雷蔵が生きる意味と死に場所を求めるお話という点で見れば、仕事を全うするだけであえてその他を描き過ぎなかったのは良かったと思います。

最終話がアクションの面白味が一番ふんだんに出ていたので、もっと色んな戦闘パターンも見てみたかったですね。

最初と最後が面白かった作品なので、最終的な印象は良かったですね(Buddyの逆って感じです)。

構成力と世界観の描きに丁寧さを感じ、扱ってるテーマも今っぽくなくて昨今のアニメ業界では貴重な作品だと思いました。

 

 

3位 僕のヒーローアカデミア

2クール目からの評価です。

まあ、ヒロアカは毎週ジャンプでも読んでますし、面白いの知ってるんで特に言うことないんですけどね。

大きな見どころといえば、ナガン戦とデクVSA組、そして一番はデクと爆轟の間にモヤモヤっと残っていたわだかまりが心からの言葉のぶつかり合いで解消されたシーンが印象的だった気がします。

何話も積み重ねてきた色んなストーリーがある分、中々沁みるものがありましたね。

もう決まってる7期もかなり見どころ満載な章となってると思うので楽しみです(最後にスターアンドストライプも出てきましたね)

 

 

2位 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

ジョジョも原作読んでる人間なので知ってたんですけど、基本原作通りでアニメならではのオリジナルも加えながらパワーアップして映像化してくれた感じですかね。

個人的にジョジョ6部の終わり方は、一応ジョースターの意思は受け継ぎ物語上は勝利であるものも、今までの世界線はなくなってしまったに等しい最期で切なさを感じさせ、でも達成感と希望も感じるような人によって解釈と感想が賛否であろうビターな終幕というのが好きなんですよね。

今までのジョジョのとことんラスボスを追い詰めるようなスッキリするラストも好きですし、少年漫画としてはそれがやっぱり見てて一番気持ちはいいんですが、これはこれで僕は好きです。

最後の全員が空に浮かぶカットでFFが追加されていたアニオリ演出も粋で良かったですね。

6部はスタンドや終わり方も全体的に複雑すぎたとはいえ、今までのジョジョらしさも残しながら新たなジョジョへの幕開けの繋ぎとしてはいい作品だなと、改めてアニメを見て思いました。

スティール・ボール・ランもいつか映像で見てみたいですね。

 

 

1位 もういっぽん!

今期で一番安定して面白かったアニメというか、貶す部分が一番見つからない作品でした。

自分が柔道の道を諦めるきっかけになりかけてた存在と再び出会い、そして今度は感化されもう一度柔道を始め、仲間と一体となって部そして自分を作り上げていくという導入は非常にスポ根らしく入り込みやすい始まりとなっていました。

スポーツものとしての描きも非常に素晴らしいのですが、何よりもキャラクター一人一人の人物の掘り下げが丁寧で愛着が湧きやすく、それぞれの青春と成長を魅せる群像劇な描きとしても素晴らしかったです。

ギスギスした描写もなく、キャラクター各々がただただ柔道に真っすぐに全力で取り組むその様子、そして勝とうが負けようが常に笑顔で前向きな園田未知の存在が非常に見ていて沁みるものがありました。

展開はハイスピードで低予算感もありながらも、一試合一試合の動きや表情の描写やカットも非常に細かさとこだわりを感じる丁寧な映し方となっており、無駄が何一つなく今最大限出せる制作陣の全力が詰まっていたように思います。

最後も負けたものも決して後ろ向きな描きには感じず、むしろ彼女たちの新たな大きな一歩と成長を感じる締め方となっていて良かったです。

ここから更に面白くなりそうなところですし、是非2期が見てみたいところですが、希望は薄そうな気はしてるのが残念です。

 

 

ということで、以上2023冬アニメ俺的TOP20でした。

前期の8位が今期だったら2位に入れる、今期の3位は前期だったら10位とかそのぐらいの点数なので、まあハッキリ言って不作気味ではありました。

ジョジョとかヒロアカなんて面白いのなんて知ってたんで、これを越えるものが僕の中だと点数上では1つしかなかった訳ですからね(私情入れると多少上位は前後しそうですが)

1話、2話は良さげだな~って思いつつも、3話ぐらいからあれ、これ厳しそうか?って思ってたらそのまま最後まで迎えたみたいな作品が多すぎましたね(14~17位まではまさにそんな感じです)

続編物も前期からめっちゃおもろいと言うよりは、クセ強めで人選ぶ作品だったり編によって面白さがかなり変わるような作品が多めでしたからね(前者が虚構推理、長瀞さんで後者がダンまちや不滅)

その中ではもういっぽんは新作アニメながら輝いていたと思いますし、おにまい、REVENGER、Buddy Daddies辺りも完璧とは言わずともよく頑張ってくれたと思います。

ランキングとしてはつまらない感じにはなっちゃったかもしれないですね。

最後に番外編としてOP,ED大賞と各週のランキングTOP10も載せておきます。

 

 

番外編

OP、EDそれぞれ最優秀賞1、優秀賞4と特に良かったものを厳選して記載しておきます。

長くなってしまうので1つずつのコメントはなしです。

 

OP大賞

最優秀賞 「アルスの巨獣」 変幻自在/PENGUIN RESEACH

優秀賞① 「もういっぽん!」 Stand By Me/Subway Daydream

優秀賞② 「Buddy Daddies」 SHOCK!!/Ayase

優秀賞③ 「転生王女と天才令嬢の魔法革命」 アルカンシェル/花たん

優秀賞④ 「HIGH CARD」 Trickster/FIVE NEW OLD

 

入れたかった候補

うる星やつら」 アイワナムチュー feat. asmi, すりぃ/MAISONdes
僕のヒーローアカデミア」 ぼくらの/Eve
「虚構推理 Season2」 ヨトギバナシ/カノエラナ
「大雪海のカイナ」 テレパス/ヨルシカ
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 深章 厄災篇」 視紅/早見沙織
「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 贅沢な匙/Van de Shop

 

 

ED大賞

最優秀賞 「お兄ちゃんはおしまい!」 ひめごと*クライシスターズ/ONIMAI SISTERS(高野麻里佳石原夏織金元寿子津田美波)

優秀賞① 「Buddy Daddies」 My Plan/DURDN

優秀賞② 「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2」 Step for Joy/FRAM

優秀賞③ 「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 深章 厄災篇」 切り傷/sajou no hana

優秀賞④ 「HIGH CARD」 スクワッド!/めいちゃん!

 

入れたかった候補

「大雪海のカイナ」 ジュブナイル/GReeeeN
「もういっぽん!」 いっぽんみち/青葉西高校柔道部
「イジらないで、長瀞さん 2nd Attack」 MY SADISTIC ADOLESCENCE♡/長瀞さん(上坂すみれ)、ガモちゃん(小松未可子)、ヨッシー(鈴木愛奈)、桜(井澤詩織)
「REVENGER」 un_mute/坂本真綾
うる星やつら」 アイタリナイ feat. yama,ニト。/MAISONdes
「アルスの巨獣」 名もない花/遥海
TRIGUN STAMPEDE」 星のクズα/Salyu×haruka nakamura

 

 

以上OP,ED大賞でした。

正直OPはこれ!っといった曲がなくて最優秀賞は逆に迷ったんですけど、その中で一番ハイテンポでTHEオープニング感があるアルスを選びましたね。

良曲っちゃ良曲ってのはまあまああったんですけど、春アニメ突入してからも何回もリピートするような曲があるかって言ったら0な気がします。

EDは結構バラード系が多かったので(特にオリジナルアニメはほとんどそんな感じ)、おにまいみたいな激しい感じの曲調がむしろ映えたような気がします。

独特の絵柄も凄いこだわりも感じて良かったと思います(確か一人で全て絵コンテ描いたみたいな話聞いた気がします)

Buddyと防振りのEDは凄く作品に合ってて好きでした。

先ほども言ったようにアルス、REVENGER、TRIGUNダンまちなど似たようなバラード系が多かったので、その中から一つだけ優秀賞にいれようと思い、一番好みだったダンまちを選びましたね。

EDの上3つは結構気に入ってるので定期的に聴いていくかもしれません。

ぱっと見ノミネート候補は多めに見えますが、マジでどれも横並び過ぎて逆に増えちゃったってだけで、映像や作品観込みでビビっと刺さるような突出した楽曲は特になかったかもしれませんね。

 

 

更に番外編として、冬1週目から冬13週目までの週間ランキングも載せておこうと思います。

完璧だった回(神回)には★★と赤文字ほぼ完璧だった回には★と青文字良かった回緑文字面白かったが溜め回だったり、少し他の回と比べて劣る点がある回は黒文字となっております。

良回(緑文字)が10位以下にもある場合は11位以降も記載しています

 

 

番外編②

 

冬1週目

1位 お兄ちゃんはおしまい 1話

2位 REVENGER 1話

3位 イジらないで、長瀞さん 2nd Attack 1話

4位 TRIGUN STAMPEDE 1話

5位 転生王女と天才令嬢の魔法革命 1話

6位 アルスの巨獣 1話

7位 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 25話

8位 Buddy Daddies 1話

9位 NieR Automata 1話

10位 僕のヒーローアカデミア 14話(127話)

 

冬2週目

1位 ヴィンランド・サガ SEASON2 1話

2位 もういっぽん! 1話

3位 機動戦士ガンダム 水星の魔女 12話(最終話)

4位 お兄ちゃんはおしまい! 2話 

5位 HIGH CARD 1話

6位 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 26話

7位 大雪海のカイナ 1話

8位 アルスの巨獣 2話

9位 イジらないで、長瀞さん 2nd Attack 2話

10位 とんでもスキルで異世界放浪メシ 1話

 

冬3週目

1位 TRIGUN STAMPEDE 3話

2位 お兄ちゃんはおしまい! 3話

3位 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 27話

4位 あやかしトライアングル 2話

5位 REVENGER 3話

6位 Buddy Daddies 3話

7位 HIGH CARD 2話

8位 虚構推理 SEASON2 2話(14話)

9位 もののがたり 2話

10位 もういっぽん! 2話

 

冬4週目

1位 虚構推理 SEASON2 3話(15話)

2位 Buddy Daddies 4話 

3位 ヴィンランド・サガ SEASON2 3話

4位 もういっぽん! 3話

5位 お兄ちゃんはおしまい! 4話

6位 大雪海のカイナ 3話

7位 イジらないで、長瀞さん 4話

8位 僕のヒーローアカデミア 17話(130話)

9位 TRIGUN STAMPEDE 4話

10位 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 深章 厄災篇 4話(15話)

 

冬5週目

1位 もういっぽん! 4話

2位 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 29話

3位 REVENGER 5話

4位 Buddy Daddies 6話

5位 虚構推理 SEASON2 4話

6位 イジらないで、長瀞さん 5話

7位 ヴィンランド・サガ SEASON2 4話

8位 あやかしトライアングル 4話

9位 TRIGUN STAMPEDE 5話

10位 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 深章 厄災篇 5話(16話)

 

冬6週目

1位 もういっぽん! 5話

2位 ヴィンランド・サガ SEASON2 5話

3位 イジらないで、長瀞さん 6話

4位 お兄ちゃんはおしまい! 6話

5位 僕のヒーローアカデミア 19話(132話)

6位 虚構推理 SEASON2 5話

7位 Buddy Daddies 6話

8位 TRIGUN STAMPEDE 6話

9位 うる星やつら 17話

10位 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 30話

 

冬7週目

1位 Buddy Daddies 7話

2位 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 31話

3位 REVENGER 7話

4位 僕のヒーローアカデミア 20話(133話)

5位 もういっぽん! 6話

6位 ヴィンランド・サガ SEASON2 6話

7位 イジらないで、長瀞さん 7話

8位 うる星やつら 18話

9位 TRIGUN STAMPEDE 7話

10位 お兄ちゃんはおしまい! 7話

 

冬8週目

1位 僕のヒーローアカデミア 21話(134話)

2位 もういっぽん! 7話

3位 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 32話

4位 ヴィンランド・サガ SEASON2 7話

5位 Buddy Daddies 8話

6位 REVENGER 8話

7位 イジらないで、長瀞さん 8話

8位 お兄ちゃんはおしまい! 8話

9位 虚構推理 SEASON2 7話

10位 転生王女と天才令嬢の魔法革命 8話

 

冬9週目

1位 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 深章 厄災篇 9話(20話)

2位 僕のヒーローアカデミア 22話(135話)

3位 イジらないで、長瀞さん 9話

4位 もういっぽん! 8話

5位 ヴィンランド・サガ SEASON2 8話

6位 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 33話

7位 不滅のあなたへ 18話

8位 REVENGER 9話

9位 転生王女と天才令嬢の魔法革命 9話

10位 虚構推理 SEASON2 8話

 

冬10週目

1位 僕のヒーローアカデミア 23話(136話)

2位 もういっぽん! 9話

3位 Buddy Daddies 9話

4位 不滅のあなたへ 19話

5位 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 34話

6位 うる星やつら 21話

7位 お兄ちゃんはおしまい! 10話

8位 イジらないで、長瀞さん 10話

9位 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2 7話

10位 あやかしトライアングル 5話 

 

冬11週目

1位 もういっぽん! 10話 ☆

2位 僕のヒーローアカデミア 24話(137話) ☆

3位 Buddy Daddies 10話 ☆

4位 REVENGER 11話

5位 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 35話

6位 不滅のあなたへ 20話(最終話)

7位 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 深章 厄災篇 22話

8位 イジらないで、長瀞さん 11話

9位 ヴィンランド・サガ SEASON2 10話

10位 お兄ちゃんはおしまい! 11話

 

冬12週目

1位 REVENGER 12話(最終話) 

2位 お兄ちゃんはおしまい! 12話(最終話) 

3位 イジらないで、長瀞さん 12話(最終話)

4位 もういっぽん! 11話

5位 ヴィンランド・サガ SEASON2 11話

6位 TRIGUN STAMPEDE 12話(最終話)

7位 僕のヒーローアカデミア 25話(138話)(最終話)

8位 虚構推理 SEASON2 11話

9位 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 36話

10位 Buddy Daddies 11話

 

冬13週目

1位 もういっぽん! 12話

2位 地獄楽 1話 

3位 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 37話

4位 ヴィンランド・サガ SEASON2 12話

5位 虚構推理 SEASON2 12話(最終話)

6位 天国大魔境 1話

7位 Buddy Daddies 12話(最終話)

8位 僕の心のヤバいやつ 1話

9位 EDENS ZERO 1話(26話)

10位 HIGH CARD 12話(最終話) 

 

春1週目

1位 もういっぽん! 13話(最終話) ☆

2位 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 38話(最終話)

3位 Dr.STONE NEW WROLD 1話

4位 スキップとローファー 1話

5位 天国大魔境 2話

6位 BIRDIE WING -Golf Girls' Story- 1話(14話)

7位 江戸前エルフ 1話

8位 地獄楽 2話

9位 僕の心のヤバいやつ 2話 

10位 魔法少女マジカルデストロイヤーズ 1話

 

☆☆獲得回

計0話

 

☆獲得回

・もういっぽん! 10話
僕のヒーローアカデミア 24話(137話)
・Buddy Daddies 10話
・もういっぽん! 13話(最終話)

計4話

 

以上2023冬アニメ俺的TOP20+番外編でした。

春一週目は今期のTOP2のもういっぽんとジョジョが春まで持ち越しで放送してましたし、☆をつけた回でもあったので載せておきました。

今期は☆☆をつけた話数はなしで、☆は4つと渋めな結果になっちゃいましたね。

11週目にしてやっと初の☆を付けましたし、今期は中々分かりやすく決めてくれるような作品がなかったというか、序盤中盤で大きい波を起こしてくれる作品がありませんでしたね。

とはいえ、なんだかんだスパイ教室以外はランクインしてるっぽいですね。

ざっと見ても上位が固定化されている感じで、ランキング的にもイマイチ面白味がなかったように感じます。

今思うと、せめて息抜きできるようなゆったりとした日常系やギャグ作品が欲しかった気がしますね。

まあ、ちょっとマイナス意見多めにはなりましたが、冬アニメも楽しめた作品はありましたし、もうすでにほとんどが始まっている春アニメは中々良さそうな作品が多そうなので、モードを切り替えて春アニメを楽しんでいこうと思います。

秋や冬に比べて大分と視聴作品数が増えそうな予感がしているので大変そうです。

なるべく面白くなるであろうものを序盤で見定めて厳選し、また3か月後ぐらいにランキング化して適当に語ってると思います。

では👋